主な事業

R&D (Research & Development)
研究開発

H.U.グループでは、つねに未来の医療・ヘルスケアのあるべき姿を想像し、新たな価値の提供をめざした研究開発(R&D)に取り組んでいます。 創業以来培ってきた検査・診断に関わる技術力・開発力に加え、2017年には合同会社H.U.グループ中央研究所(以下、HU中央研究所)を設立し、従来のR&Dのスタイルにとらわれない多様な活動を通してイノベーションの創出をめざしています。

グループ全体のR&D組織一体化を推進するため、2020年度にR&D統括本部を設置しました。各事業R&DおよびHU中央研究所が各々の活動に注力しながら、グループ全体での戦略・課題・リソースなどの有機的な連携を推進・強化することで、当社グループの強みを活かした新たな価値創出をめざしています。
IVD R&D の保有する診断薬開発に関わる着実な技術基盤をさらに強化しつつ、LTS R&Dの新規技術評価および導入のノウハウを活用することで、独自性の高い新製品の早期開発および実装が可能となります。また、HU中央研究所を中心として、新規で多様な技術・テクノロジーを早期に取り込むことで、新技術・新領域での製品・サービス開発が可能となり、これまで以上に当社の技術基盤を活用した社会・医療・ヘルスケアへの貢献が可能となると考えています。

個別化医療の推進、デジタル化・AI化の進展、パンデミック発生にともなう医療アクセスへの制限など、医療・ヘルスケアを取り巻く環境は急速に変化・複雑化しています。そのような大きな環境変化に即座に対応できる人材・技術基盤を構築するとともに、業界に先駆けて変化を主導できるよう、多様な研究領域でのR&D活動・人材育成を積極的に推進します。
さらに、M&A・アライアンスやオープンイノベーションも積極的に推進し、国内外の大学や医療機関・研究機関、企業など外部の技術・事業基盤も活用し、取り入れることで、価値ある製品・サービスをいち早く市場に送り出すことをめざします。

H.U.グループ各社において行われる臨床検査及び研究について、倫理的観点及び科学的観点から、独立して中立的かつ公正に審査を行う機関として「H.U.グループ倫理審査委員会」を設置しています。

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