主な事業

IVD (In-Vitro Diagnostics)
臨床検査薬事業

富士レビオ ・ ホールディングス傘下の日・米・欧に所在する子会社が個社の壁を越え、3極体制により、新・グローバル戦略を推進し、臨床検査薬を世界に届けています。
成長のエンジンは、研究開発力(R&D)です。継続的なR&Dの強化を通じ、他社にないOnly One項目をいち早く製品化。日本国内を中心に、自社プラットフォームの活用により項目の臨床的価値を実証します。そのうえで、世界の診断薬企業とのパートナーシップを通じて、CDMO(受託開発製造)事業モデルにより、世界に広げます。

1995年にアルツハイマー病関連検査試薬を開発・販売してから25年以上にわたり、神経疾患(ニューロロジー)領域のグローバルリーダーとして、研究開発と試薬のラインアップ拡大を進めています。
2010年のInnogenetics(現Fujirebio Europe)買収をきっかけに取り組みを強化。アルツハイマー病領域において、当社の全自動化学発光酵素免疫測定システムで使用できる脳脊髄液の検査試薬を日・米・欧で承認取得、上市。さらには、ニーズが高まる血液検査用試薬の開発を進め、すでに6項目の開発に成功し、研究用試薬として販売しています。そして、主要国における血液検査用試薬の薬事申請準備も進めています。
2022年には、アルツハイマー病などの神経疾患領域に特化してバイオマーカーを開発してきたベルギーのバイオテクノロジー企業、ADx NeuroSciencesを買収。アルツハイマー病領域以外の神経疾患領域の項目開発を進めるとともに、主要原料をCDMO事業モデルにより、世界の診断薬企業に供給します。

独自の全自動化学発光酵素免疫測定システムを1992年より展開。このプラットフォームは高く評価され、30年以上にわたり医療機関や検査センターを支え続けています。また、1997年に迅速診断キットを販売開始。特別な検査機器を要さず、簡便に結果を得られることから、インフルエンザ・新型コロナウイルスなどの感染症検査のプラットフォームとして、試薬ラインアップを拡大しています。
2022年には、超・高感度検出技術を用いた診断薬プラットフォームの共同開発を進めてきた米シリコンバレーのイノベーション型企業Fluxusを買収。現行プラットフォームの機能を進化させ、未来の検査を形づくるプラットフォーム開発を進めます。

富士レビオでは、開発・製造活動の成果として生み出された製品が最高水準の品質であることを保証すべく、日々品質活動の向上に努めています。

取得年 認証 / 認定 対象施設
2001年 ISO 13485 認証取得 本社、八王子事業所(八王子第3工場を含む)、相模原工場、十勝帯広工場、
宇部工場、旭川工場、厚木愛川物流センター(国内全8事業所)