CSR活動

社会貢献部会

基本的な考え方

H.U.グループでは、1981年に一般の方々に医療の諸課題について学ぶ公開シンポジウム、次世代臨床検査技師の育成・研究奨励事業、そして、事業所周辺住民を対象にした地域振興の前身となる活動をスタートさせました。従来からの活動を推進しながらも時代の社会課題と向き合った「H.U.グループらしいアプローチ」を続けます。

フィランソロピー活動方針

H.U.グループが推進するフィランソロピーにおいては、健康で豊かな社会の実現を目指し、事業領域を超えて活動します。持てる資源を有効に活用し、定量・定性的な成果を社内外に常に発信しながら社会の一員としてグローバルに展開します。

  1. 健康、人材、環境、地域、災害に関わる様々な社会課題の解決を目指し、独自性の高い活動を展開するNPO・患者会などと協働し、とりわけマイノリティー課題に長期的に向かい合っていきます。
  2. 従業員によるフィランソロピー活動への自発的な参画が、個々人の成長、自己実現につながり、グループの一員であることに誇りを持てるよう活動を支援する諸制度の整備とその実効性ある運用を推進します。
  3. フィランソロピー活動を通じて見出された知見・課題認識と、事業を通じて培った専門技術を融合して新たなアイデアを生み出すとともに、従業員個々人が保有する様々なスキルや問題意識を活かしたフィランソロピー・プログラムの開発に努め、自社の特徴を常に問い直します。

体制・責任者

H.U.グループホールディングスのコーポレートコミュニケーション本部長を責任者として、同本部が主体となる社会貢献部会において、新規の社会貢献活動に関する計画を策定、実行し、各拠点で行われている地域貢献活動などは各部門主導の体制として適宜連携しています。それらの活動計画や成果については定期的に進捗を把握し、今後の対応や是正活動に努めていきます。

取組内容

臨床検査に関する研究奨励金の提供、海外研修生の受け入れ、教育シンポジウムといった本業に即した社会貢献活動に取り組んでいます。2018年度以降は、従業員によるボランティア活動や従業員からマッチング寄附といった活動を推進しています。2019年度以降は、医療機関や院内公的機関を支援する活動を始めています。またグループ各社においてボランティアを目的とした休暇制度や交通費支援制度を定め、従業員の自発的な活動も合わせて推進しています。

主な活動
従業員が行う体験型社会貢献活動

■希少・難治性疾患の日、啓発イベント運営支援

世界希少・難治性疾患の日(Rare Disease Day(RDD))において、北海道、埼玉、東京、愛知、大阪、福岡、佐賀の内7会場の運営に各拠点の従業員がボランティアとして携わり、患者会の皆さまや患者さまとの対話を深めました。

※RDDとは
2月最終日またはその前後で希少・難治性疾患を知る世界的な啓発イベントです。

啓発イベント運営支援写真

■西日本豪雨災害ボランティア

2018年7月7日に発生した西日本豪雨災害により影響を受けた被災支援ボランティアを行いました。甚大な被害状況と早期県外ボランティアの受け入れ状況を踏まえ、岡山県高梁市ボランティアセンターを通じて7月15日、16日の2日間の日程で延べ18名が現地で支援活動を行いました。

西日本豪雨災害ボランティア写真

■八王子の地域振興と夏祭り

八王子事業所において、地域振興を目的とした夏祭りを1981年から毎年継続開催しています。昨今では近隣住民の3,000名の来場者をお迎えする規模に至りました。2017年度からはCSRブース内で「知って、肝炎プロジェクト」や「Hand Stamp Art Project」など外部との連携活動を紹介しています。

八王子の地域振興と夏祭り写真
資金や物資を寄附する活動

■従業員の寄付とのマッチング‐H.U.グループ災害寄附スキーム

従業員が被災地支援を目的に自主的に寄付した額と、会社からの寄附をマッチングする「H.U.グループ災害寄附スキーム」を整備しています。2018年度は、西日本豪雨災害と北海道胆振東部地震を対象に当スキームを発動し、公益社団法人CIVIC FORCEおよび日本赤十字社へ合わせて132万円をH.U.グループホールディングスより寄附しました。

災害寄附スキーム写真

■公益信託を通じた医療貢献

若手研究者の研究奨励と医学の進歩・技術の高度化に寄与することを目的とした「公益信託臨床検査医学研究振興基金」の運営を30年にわたり続けています。取引先でない病院や研究者も対象として業界全体の底上げに寄与しています。累積支援金額は、2018年度で2億円を超える規模に至りました。

公益信託医療貢献写真

■Philabundanceフードドライブ

米国ペンシルベニア州マルバーンを拠点とするグループ会社Fujirebio Diagnosticsでは、地元NPOのPhilabundanceの活動に賛同し、ホリデーシーズンに実施される年に一度の「Philabundanceフードドライブ※」に参加しました。この米国最大のイベントは、困っている人々に食料を届けることを使命としています。従業員は、1トン(2,000ポンド)という目標を設定し、最終的には2,061ポンドの食料を集め、寄附しました。

※フードドライブ:
家庭や企業で余っている食べ物を持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動

フードドライブ写真
専門性を活かした活動

■海外研修生の受け入れ

独立行政法人国際協力機構(JICA)より、発展途上国の検査技術者およびその監督者を対象とした研修生を受け入れ、検査技術の交流などを行っています。また、富士レビオは、WHOやUNICEFなどの国際機構を通じ、発展途上国へも製品を輸出しており、世界の医療へ貢献しています。

海外研修生写真

■中学校・高等学校等の教育支援

全国の大病院から寄せられる検体を分析し、特殊検査を担う大規模ラボラトリー群(エスアールエル八王子ラボラトリー)において、中学生・高校生の職場見学や学習支援を受け入れています。専門知識に習熟した従業員が引率、説明することで社会学習教育に寄与した地域貢献に努めています。

教育支援写真

■医療の発展に寄与する教育シンポジウム

富士レビオでは、1981年より毎年1月に「メディコピア教育講演シンポジウム」を開催しています。シンポジウムでは、基本テーマ「臨床医学と基礎医学の交流と発展」に沿って、医学的な問題をより広い視野から捉えた講演や討議を行っております。

教育シンポジウム写真
活動への投資

活動への投資グラフ

単位:円

実績
活動領域 2016 2017 2018 2019
健康で豊かな社会 48,085,000 28,678,296 23,876,348 53,315,771
人材育成 25,400,000 25,700,000 19,500,000 6,800,000
環境保護 0 281,482 462,963 100,000
地域社会 10,290,830 12,667,488 15,664,863 11,034,160
災害支援 0 0 1,463,875 304,673
文化芸術 0 21,380,000 20,087,037 300,000
合計 83,775,830 88,707,266 81,055,086 71,854,604