People 08

私は、使命感とチームワークで
ヘルスケアの未来を動かしている

M.T.|医療関連サービス職2020年 キャリア入社

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M.T.|医療関連サービス職

2020年 キャリア入社

日本ステリ株式会社

院内事業本部 首都圏第2事業部 北関東エリア2課

高等学校 卒

※所属は取材当時の情報です。

profile

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    現在の仕事

    5つのサイクルを回して、
    滅菌した材料を医療の現場へ

    母はケアマネージャー、父は医療関係の企業の営業職だったこともあり、両親がどんな景色を見て仕事をしているのか興味を持ち、将来は医療・ヘルスケア業界で働きたいと考えていました。ただ、専門的な勉強をしてきたわけではなかったため、高校卒業後は別の業界に就職。社会人経験を積みながら、医療・ヘルスケア業界に飛び込むチャンスを待っていたところ、日本ステリの医療関連サービス職の求人を見つけました。H.U.グループの事業領域の幅広さはもちろん、全国展開していることも、さまざまな経験が積める機会があると感じ、入社を決めました。

    日本ステリは、手術室や病棟・外来など、病院内のさまざまな医療関連サービスを受託し、医療の質の向上に貢献しています。事業の柱である院内滅菌サービスは、医療機器や鑷子(せっし/手術用ピンセット)・剪刀(せんとう/手術用ハサミ)といった院内で使用される材料の洗浄・滅菌などを担っています。私は大学病院内にある中央滅菌材料室に所属。手術室などで使用された医療機器などを「回収」し、大型洗浄機での「洗浄」、指示通りにセットする「組立」、高圧蒸気機器などを使った「滅菌」、作業後に材料を手術室などに届ける「払出」の5つのサイクルを、日々、絶え間なく、アソシエイト社員(有期契約社員)を含めた約40人のメンバーとともに担っています。

    入社当初は先輩の指導のもと、わからないことがあれば積極的に周りに質問をしながら、とにかく手を動かして、医療用語や業務の流れを学ぶことに専念しました。次第にできることが増え、アソエイト社員への指示もできるように。今は病院関係者からの問い合わせなどにも対応する、責任者代行のポジションを任されています。

    *病院内の治療などに使われた医療機器・材料の洗浄・滅菌などを一括して行う部門
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    私のやりがい

    丁寧かつ、迅速な作業とチームプレーで、
    オペのスムーズな進行を支える

    事前にその日の手術室の状況を確認し、看護師からオペ終了の連絡が入ると同時に回収業務が始まります。次に使うときまでにすべての作業を完了させる必要があるため、どの工程であっても、一つひとつの作業を丁寧に、スピード感を持って行うことを常に心掛けています。医療機器などの材料の洗浄や滅菌が正しく行われていないと、手術後に感染症を引き起こす原因となってしまうため、洗浄が行き届いているか、滅菌時に異物が混入していないか、目視で確認することも欠かせません。ときには同じ医療機器を1日に2回使うこともあれば、急患のオペの準備を行うこともあります。イレギュラーにもしっかりと対応することで、病院の方々から感謝の言葉をいただくこともあります。
    病院のオペが滞りなく行われることは、患者さまとご家族にとっては当たり前。私たちのミスでオペを遅らせるわけにはいきません。この当たり前を日々支えることが、私の使命であり、やりがいと言えます。

    円滑に滅菌作業を進めるためには、チームワークも大切な要素です。どの工程を、誰が指示を出し、どう作業を行うのか。ミスを防ぐためのダブルチェックを含め、メンバーとのコミュニケーションが、滅菌業務の質を高めることにつながります。私のチームマネジメントはまだまだ試行錯誤の段階ですが、メンバーには医療を支えるこの仕事に、誇りとやりがいを持って働き続けて欲しいと思っています。アソシエイト社員のモチベーションを上げるためのコミュニケーションや、未経験の人にもわかりやすいマニュアルの改訂など、働きやすい環境づくりにも力を入れたいですね。メンバーみんなが一丸となり、業務をサポートしあえるような関係性を築いていければと思っています。

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    今後の目標

    自分の強みを探しながら、
    さまざまな役割が担える人材に

    入社当初、当時の責任者からもらった「自分の武器を身につけなさい」という言葉は、今も心にあります。その武器はまだ探しているところですが、資格の取得はその一つになるもの。第一種圧力容器取扱作業主任者や滅菌管理士といった業務に役立つ資格取得に今後はトライしたいですね。日本ステリは病院によって手術室支援サービス(OP-Tek®︎)や物品管理サービス(SPD)など、院内滅菌サービス以外も受託していますので、別の部署で経験を積むことで、自分の強みを見つけ、伸ばせると思います。どの配属先になっても、当社の幅広い業務をこなせる人材になることは私の目標の一つです。

    また、そうやって現場を理解した上で、将来的には営業職になることも視野に入れています。H.U.グループには社内公募制度があり、グループ内の他の会社も含めた幅広い業務に挑戦できるチャンスがあります。制度を利用して、営業職はもちろん、教育や採用といったヒューマンリソースの分野にも…。多くの人と関わることで、自分自身の成長につなげていきたいです。H.U.グループのスケールメリットを活かして、さまざまなポジションにチャレンジしたいと考えています。

私を動かしているもの

  • 人の役に立ちたい30%

    患者さまはもちろん、医師や看護師、同じ部署のメンバーなど、人の役に立ちたい、誰かを支えたいという想いが、仕事の大きなモチベーションになっています。

  • 医療業界での活躍30%

    私が考える活躍とは、「彼がいるから現場が回せる」「彼なら安心して任せられる」と周りに言ってもらえるような、部署の中核を担う仕事ぶり。医療の現場において欠かせない人材になることは、自信にもつながります。

  • 周りの一歩先へ25%

    キャリア入社ということもあり、同年代の社員と比べてスタートが遅れています。責任者代行のポジションに満足することなく、知識やスキル、経験でも一歩先を行きたいです。

  • 人脈の広がり10%

    中央材料室は看護師などの病院関係者はもちろん、医療機器メーカーの方とも頻繁にコミュニケーションをとります。いろんな人との出会いを、自分の成長につなげたいと考えています。

  • 知識・経験の積み重ね5%

    長く勤めれば知識・経験は身についていきますが、自分で意識的に苦手な分野や経験したことのない分野にも取り組むことで、成長率はもっと高まるはず。恐れることなく未知の分野にもチャレンジしていきます。

column

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