トップメッセージ
- TOPPAGE
- TOP MESSAGE
人の健康と命に関わる領域だからこそ、
めざす仕事の社会的な意義を考え、チャレンジしてほしい。
H.U.グループホールディングス株式会社
取締役 代表執行役社長 兼 グループCEO
竹内 成和
医療よりも幅広い「ヘルスケア」が、
当社におけるこれからのビジネス
当社は2020年に社名を“Healthcare for You”を表す「H.U.グループホールディングス」に改め、ヘルスケアの発展に貢献する企業グループとしてさらなる飛躍をめざしています。私たちは、受託臨床検査、臨床検査薬、滅菌のそれぞれの分野において長年にわたって医療の現場を支えてきましたが、この間に医療を取り巻く環境は大きく変化しました。
一般的に医療の概念は、病気になってはじめて検査を受け、医師に診てもらうというものです。しかし、これからますます重要になってくるのは、病気にならずに健康をどのように維持していくかということでしょう。人生100年時代と言われる今、できるだけ健康寿命を延ばし、毎日を充実させながら人生を謳歌したい、多くの人がそう考えるようになっています。
そのためには、常日頃から自分自身の健康状態を知っておき、病気になる前に対処することが大切です。私たちの事業分野である「ヘルスケア」では、こうした「未病・予防」領域にも取り組んでいます。
そのひとつが、個人の健康に関するさまざまなデータをPHR(パーソナルヘルスレコード)として蓄積し、健康情報を一元管理するシステムの開発です。ユーザーはスマートフォンのアプリを利用していつでも自分の健康状態を確認でき、医療機関と情報を共有することができます。「一人ひとりに最適なヘルスケア」を届ける仕組みとして、さらなる進化をめざしています。
自分のキャリアは、自分で切り拓く時代
当社に応募しようとされている方には、まず「自分のキャリアは自分で考える」ということを意識していただきたいと思います。そのうえで私たちの仕事は、人の健康と命に関わる社会インフラでもあるので、研究開発であろうと営業や企画であろうと、自分がめざす仕事が社会的にどんな意義を持つのか、じっくり考えてほしいと思います。
そして、自らの「社会人」としてのキャリアをぜひ築いてもらいたいです。昔は、最初に就職した会社で定年退職を迎えることを前提に、その会社独自のルールを覚え、会社の言うとおりに仕事を進めることが良しとされていました。しかし、それではその会社から一歩外に出たら通用しない人材になってしまう。そうではなく、会社も人生の一幕としてとらえ、自らスキルを磨き、仕事の経験を通じて何でも積極的に吸収することで、当社に限らず広く通用するビジネスパーソンになってほしいと思います。年功序列や終身雇用が崩壊したと言われて久しいですが、これからの時代に求められるのは正にそういう人材です。自らの努力で自身の価値を上げ続け、時に起こる想定外の状況も楽しみながら、真っすぐ前を向いて仕事に取り組んでもらいたいと思います。そうすればきっと実りの多い社会人人生となります。
また、当社ではそうした意欲的な社員をサポートするための教育制度として、必須参加型・任意参加型のプログラムのほか、ビジネスの基礎となる知識や能力の習得の手助けとなるような公募型のプログラムもスタートしています。
入社後、まずは適性に合わせて責任ある業務をお任せしますので、そこで一生懸命研鑽を積んで勉強する中で、自身のキャリアについてもしっかり考えてください。私自身は、医療業界とは異業種の会社の代表をはじめ、さまざまなポジションを経験してきました。未経験の分野の仕事に就くこともありましたが、全てを新しいチャレンジと捉え、その時、その時、真摯に取り組んできました。そのおかげで、次の仕事につながる強みを手にすることができたと思っています。
ヘルスケアの未来を切り拓いて、どのように社会に対する提供価値を生み出したいか? 自分がどうしたいか? を常に考え積極的に行動できる、そんな良い意味での「野心」を持ったみなさんとの出会いを楽しみにしています。