H.U.BionessComplex
H.U.BionessComplex
久我 有祐美
H.U.グループ中央研究所 
事業連携推進部
久我 有祐美 Ayumi KUGA

多様なバックボーンを持つ研究者が
自由にコラボレーションできる強み。

私がH.U.グループに入社したのは、2020年。世界的に、新型コロナウイルスの感染拡大がホットな時期でした。

大学の学部時代に臨床検査技師の資格を取り、大学院では医学系研究室にて修士号を取得し、入社後は喫緊の課題であったSARS-CoV-2のゲノム解析を担当。解析したデータや作成したスクリプトがすぐに活かされる状況に、自分が社会の役に立っている確かな手応えを感じました。

2021年、クラウド上にSARS-CoV-2ゲノム解析の環境を作り、その移行作業を進めることになりました。2022年2月には、H.U. Bioness Complexへ研究開発部門が移転。いま私は、こちらのI-Cube(R&D/研究開発棟)2階で、SARS-CoV-2ゲノム解析におけるクラウド解析基盤の開発、解析パイプライン・プログラムの作成に携わっています。

I-Cubeの2階はフロア全体が研究開発の居室で、中は、研究者同士が自由にコラボレーションできるよう、広く開放的なフリーデスク空間になっています。100人以上在籍する研究者は、2階の好きな席や、3、4階の研究室で、思い思いに作業をしています。とても自由で、交流しやすい雰囲気です。

多様なバックグラウンドを持つ研究者が当たり前に近くにいるので、自分が知らない分野のことも、いつも自然と耳目に触れます。わからないことに直面しても、近くの誰かが知っていて、いつでも気軽に質問できて、必ず教えてもらえる。それを信じて新しい仕事に向き合える。それは本当に心強いし、私たちの強みだと思います。

Charge Dining/Cafe
My WOW!
Point
Charge Dining/Cafe

体と心を健やかにチャージする場所。
季節を感じ、朝夕の光と風も味わっています。

私のWow Pointは、W-Cube(厚生棟)1階のダイニング・カフェです。ここで働く社員たちが、おいしい食事とリラックスするカフェのひとときで、毎日の活力をチャージできるように、という思いから「Charge Dining / Café(チャージ・ダイニング・カフェ)」と名づけられています。特に、中庭が広く見渡せる窓辺の席が好きです。天気の良い日は、風の心地良いテラス席もよく利用します。

普段の昼食もここでとります。日替わりメニューで種類も豊富なので、みんなも毎日楽しみにしています。最近のおすすめは、ライブキッチンで提供されるパスタです。 焼きたてのパンも、いつもたくさん並んでいますよ。毎日店内で焼いているので、ふっと良い香りが漂ってきたりします。

カフェテリアのスペースは、いつでも利用できます。朝、売店で飲み物を買って仕事前のコンディションを整えたり、同僚や職場の仲間とおしゃべりしたり、みんなの憩いの場所になってますね。中庭の緑や広い空を眺めていると、ふーっと自然な深呼吸ができます。

H.U. Bioness Complexは、物理的な眺望の面でも、気持ち的な刺激の面でも、すべてにおいて《知覚が広がる空間》です。私のこれからの目標は、より広くさまざまな知識を吸収して、自分の専門や可能性を深く大きく開発していくこと。この恵まれた仕事環境は、物心両面で、良い追い風になるかなと思います。